【死場】~連続変死ミュージカル~
鍵を開けて中に入ると、こじんまりした玄関フロアがあり、上へと続く階段が見える。
「――さて、何階で張りましょうか?」
まるでお姫様をエスコートするかのような口調で、元気が二人を振り返る。
「1階がいいんじゃない?何かあった時、すぐ逃げられるし」
「何かあった時・・・かぁ。改めて考えると・・・なんか怖いね」
怯える女子二人。
「だぁいじょーぶっ!何かあった時のために用意してきたものがあるんだ」
ゴソゴソとバッグの中をまさぐって取り出したのは――
「――さて、何階で張りましょうか?」
まるでお姫様をエスコートするかのような口調で、元気が二人を振り返る。
「1階がいいんじゃない?何かあった時、すぐ逃げられるし」
「何かあった時・・・かぁ。改めて考えると・・・なんか怖いね」
怯える女子二人。
「だぁいじょーぶっ!何かあった時のために用意してきたものがあるんだ」
ゴソゴソとバッグの中をまさぐって取り出したのは――