〖短編〗2度目のサヨナラ。


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そう言ってお前は、涙を流しながら教室を飛び出したよな。



このまま転校先も伝えずに、1人で死のうとしたんだよな。


俺は、それがどうしても嫌で。





だから、怒ったんだ。






「ごめん、ごめんな……ッ

俺の方こそ、ごめん…


あの後すぐ追いかけてれば、オマエが死ぬことはなかったのに……ッ!!!」


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