好きになった人はホモ。
私は秋彦の家に走った。

多分、いる――よね?
確認はしてない――してないけど、しなくてイイ。
驚かせたいから――・・・!

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」

秋彦の家が近くなったところで、速度を落とし、歩くのに変える。
だって、息切らしてたらカッコ悪いし・・・。
もう1分もすれば到着――といったところで、私は足を止めてしまった。

――なんで――?
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