うさぎ姫とおおかみ執事
ラクティスへは森を1つ抜け、船を使って海を渡る。

ラクティスから来た五台の馬車の一番後ろに、あたしとレアとノアールが乗り込む。 

馬車を引くのはもちろんライオン達。 


あたしたちの馬車を引いてるのは、ノアール王子が現れた時従えていた、青いたてがみのライオンだ。 


「ノアール王子、青いたてがみのライオンなんてめずらしいな。」

「ん?こいつは俺の第一執事、ルキだ。おい、挨拶しろ。」
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