うさぎ姫とおおかみ執事
「何をしている、ドーリアの王子よ。ここで争いたいか?」

「ノアール王子…これはドーリアとバロアの問題ですよ。」
静かにクラディスがノアールを睨み付ける。


レアに抱き抱えられながら、あたしは静かに聞いていた。 

「なぜドーリアは、バロアのように平和を望めない?自ら争おうとするんだ?」
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