うさぎ姫とおおかみ執事
顔色1つ、レアは変えない。 
あたし、何言ってるんだろうー 
自分で自分が分からない。
考えることがありすぎて、思考回路のどっかがマヒしてるのだろうか。


「ごめん…やっぱりいい…。少し考えたいから、一人にして。」

レアから目をそらすと、あたしの頬に手が触れた。 自分の肩がビクッと震えるのを感じる。

「いえ…。慰めが必要なら、一人になどできません。」
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