うさぎ姫とおおかみ執事
「しかし、聞いていた以上に可愛いな、うさぎの国のラヴィ姫!」

ノアール王子のいたずらな目があたしに向けられる。 

「お世辞なんか言わなくていいぞ?」

「はは、気が強いのが玉にキズってわけか!レア、夜な夜な襲ってないだろうな?」


びくー。 


「大事な姫君です。手を出したりはしませんよ。」

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