うさぎ姫とおおかみ執事
あたしの頬に触れたレアの手に力が入り、唇が引き寄せられー 


一度の優しい口づけ。 


レアがまた優しく笑った。

「姫、もうお休みになりましょう。」 


レアのやさしい声が遠ざかってゆく。 
暖かい腕の中で、あたしは心地よく眠りに落ちていったー
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