うさぎ姫とおおかみ執事
「はっは、起きたらお前が隣にいたんでな、俺がびっくりしたわ。」

「ちょ…、笑ってる場合なの?!」


ぎょろっ!
と部屋を見渡すと、紅茶をカップに注ぐレアの姿が…

「レア!あなたが私をノアール王子の横に寝せたの?!」

「ラヴィ姫、覚えてないんですか?」

「…何を?」

「あなたが寒いって言って、勝手にベッドに入ったんですよ。」


ぎょぎょ!! 


「いや〜ん、姫に夜這いされちゃったぁ!」

「王子!ふざけないでください!!」
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