年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
「僕のお嫁さんは綾香さんだけです」
「ぶう……」
「お揃いの腕時計をするのもペンションで星を眺めるのも」
「ぶう……」
由也くんが手を重ねてくる。
「綾香さんが欲しいです」
私はそのまま由也くんの求めに応じた。納得できない部分もあったけど、由也くんに身を委ねる。優しいキス、優しい愛撫に溶けそうになる。その夜は久々に感じた、久々に昇りつめた。行為を終えると由也くんは支度をして帰っていった。