年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
週末、私はあのカフェに向かった。由也くんは接待ゴルフ、一人で時間を持て余していた。
「いらっしゃい……長谷川さん?」
「はい。こんにちは」
出迎えてくれたのは奥さんだった。今日は一人だと告げると角の小さい席に通された。時間は13時過ぎ、ランチは終わってしまったとメニューを差し出された。コーヒーを注文する。
「……」
私よりは少し年上だろうか、笑うと目尻にシワが出る。カウンターの奥にはご主人がいる。お揃いのシャツ、カフェエプロン。どう見てもおしどり夫婦だ。しばらくしてコーヒーが届く。大振りのカップ、ソーサーの上にはちょこんとクッキーが乗っていた。
「ひひ。なんか得した気分」
私がそういうと奥さんは笑った。
「いらっしゃい……長谷川さん?」
「はい。こんにちは」
出迎えてくれたのは奥さんだった。今日は一人だと告げると角の小さい席に通された。時間は13時過ぎ、ランチは終わってしまったとメニューを差し出された。コーヒーを注文する。
「……」
私よりは少し年上だろうか、笑うと目尻にシワが出る。カウンターの奥にはご主人がいる。お揃いのシャツ、カフェエプロン。どう見てもおしどり夫婦だ。しばらくしてコーヒーが届く。大振りのカップ、ソーサーの上にはちょこんとクッキーが乗っていた。
「ひひ。なんか得した気分」
私がそういうと奥さんは笑った。