年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)


「ある意味、腰が据わってんのかもな。俺には出来ねーし」
「短気なカマには無理だよね。痛っ」


 鎌谷は再び私にチョップした。


「少しは進展したな」
「ん。ありがとカマ」


 鎌谷はお前が頑張ってきたからだろ、ちゃんと結婚出来るようになってから礼を言え、と笑って企画部の方へ入っていった。




< 584 / 600 >

この作品をシェア

pagetop