年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)
由也くんとの最後の夜を過ごし、ホテルを後にした。向かった先は吉祥寺、あのお揃いのマフラーを買った場所。付き合い始めて初めてお揃いの物を買った。
「あれ……。この辺だったよね」
「うん。閉店しちゃったのかな」
その店があった場所には貴金属やギフト券を買い取る店ができていた。
「こういうのって高く買い取ってくれるの?」
「私はないけど二束三文らしいよ。でも使わないアクセサリなら換金したほうがいいかも。切れちゃったネックレスとかさ」
そのまま街をブラブラし、昼飯を取る。日曜日の午後、それだけでもブルーになるのに、今日は更に輪を掛けてブルーになる。由也くんとの別れが近付いてるから。
「あれ……。この辺だったよね」
「うん。閉店しちゃったのかな」
その店があった場所には貴金属やギフト券を買い取る店ができていた。
「こういうのって高く買い取ってくれるの?」
「私はないけど二束三文らしいよ。でも使わないアクセサリなら換金したほうがいいかも。切れちゃったネックレスとかさ」
そのまま街をブラブラし、昼飯を取る。日曜日の午後、それだけでもブルーになるのに、今日は更に輪を掛けてブルーになる。由也くんとの別れが近付いてるから。