年下彼氏はライバル会社の副社長!(原題 来ない夜明けを待ちわびて)

 私は涙が止まらなかった。振り返らずに歩く。ダラダラと目尻から涙を零し、鼻をズルズル啜った。もう終わりなんだ、由也くんとはサヨナラなんだって、ひたすらに自分に言い聞かせた。




< 75 / 600 >

この作品をシェア

pagetop