続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「言いてえことがあんなら遠慮なく俺に言え!腹ん中に溜めこんでると頭はげるぞ」



「は・・・・はげないし!!」




そう言いながらからかう蓮を咄嗟にキッと睨みつけた



フッ・・・・と苦笑いを浮かべる蓮




「やっと俺のほう見てくれたな・・・」



「え・・・・?」



「ここ最近の莉子俺と目が合うと真っ赤になって目逸らすし・・・・何かあったのかと思って
実は気になってたんだけど・・・・理由はなんだ?」




り・・・・理由は・・・



蓮と夏休みに行く初めてのキャンプ、蓮と同室でお泊りって言われて・・・ドキドキしてました!



なんて恥ずかしくて言えないし!



いままで蓮の家にはお泊りしたことはあってもキス以上のことはしたことがない



茜ちゃんたちが勝負下着だなんだって言うから変に意識しちゃった!ってのもあるけど・・




あたしがなんて言おうか迷っていると黙ったままのあたしに痺れをきらしたのかふいに肩を抱き寄せる



蓮の甘い香水の匂いが鼻を掠めると耳元でそっと囁いた




< 113 / 341 >

この作品をシェア

pagetop