続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「別に買い物に行くだけなのに・・・・駅前のショッピングモールに行くだけだから怪しいとこなんて行かないし大丈夫だよ」



「・・・・」





黙りこくる蓮をじっと見つめる



危険だっていうけどなにが危険なのかわからない



あたしは所詮一般人・・・・まあ茜ちゃんは違うかもしれないけど、でも心配しすぎじゃないだろうか?




あ?もしかして茜ちゃんと一緒に行くから?




他の組に狙われたりってありそうだもん・・・・もしかしてそれを心配して?



「蓮、茜ちゃんを心配してるんなら、「茜のことじゃねえ」」




「へ・・・・?」




「茜なら組のもんが必ず護衛に付いてくだろ、本人が必要ねえっていってもわからねえように
後ろから付いてくのがまあ・・・・妥当な線かな?俺が心配してんのは莉子!お前だよ」



「へ?あ・・・あたし?」



驚いて声が裏返ってしまって変な声を出してしまった


それくらい驚いたけど・・・・な、なんで?



「変な男に声掛けられても絶対付いてくんじゃねえぞ!いいな?」




「ああ・・・・・うん、わかった・・・」




蓮の迫力に押されて首を縦に振った
< 117 / 341 >

この作品をシェア

pagetop