続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「あの店員、莉子のこと舐めまわすように見やがって・・・・・」




「へ・・・・店員ってさっきの人?」




「そう、さっきの看板持った店員・・・・莉子のこと見て真っ赤な顔して・・・

気に喰わねえ」



真っ赤な顔って・・・・そうだったかな?



そういえばそうだった?ような気もするけど・・・・



蓮は怪訝な顔をしているあたしの頭をくしゃっと撫でると少し怒ったように呟いた



「あんまり他の男に愛想ふりまくんじゃねえ!笑いかけんな!」



「は?愛想なんて、振りまいてないし!普通だと思うけど・・・・・」





あたしがぼそっと呟くと蓮は呆れたような顔をしてあたしの肩をそっと抱き寄せた





「ごめん・・・莉子が他の男に愛想ふりまくような女じゃないってのは

わかってるつもりだけど、お前のことに関してはまったく余裕がねえ・・・・


こんな俺に自分でも呆れてるし出来ることなら誰の目にも触れないところに



莉子を置いておきたい・・・・なんて思う俺は馬鹿じゃねえかと思うだろ」




蓮はそう、優しく呟くとあたしを抱き寄せたまま頭にそっと唇を寄せる



あたしは首を横に振ると抱き寄せられたまま蓮の顔を見上げた






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