続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「そう思うってことは蓮があたしのことを大好きだから・・・そう思って良いんだよね?


だから・・・・蓮は馬鹿なんかじゃないよ!嬉しいけどあたしのこと信じてほしいな



ってのはあるかな?他の人になびくなんてありえないし・・・・」




あたしは蓮を見上げたままそう呟くと周りに響くリップ音




蓮は嬉しそうにあたしの額にそっと唇を寄せた・・・・・!




「蓮!は・・・・恥ずかしいよ!ここ外だよ/////」




「あ?別にいいだろ、悪いことしてる訳じゃあるまいし・・・・


俺は莉子にキスしたかったからしただけなんだけど・・・ってか


額にキスなんて可愛いもんだろ?それとももっと濃厚なやつがよかったか?」




ニヤリと笑ってあたしをからかいながら見つめるあたしの恋人はいつもこうやって




あたしを翻弄する・・・・敵わない




たぶん翻弄され続けるんだろうなって思いながら背の高い蓮を見つめた



しばらくしてふと気が付くとあたし達の前には誰も並んでいなかった



やっとパンケーキにありつける!




そう思いながら蓮と並んでいると後ろから急に肩をポンと叩かれた



驚いて振り向くと目の前にいたのは関西弁の警視総監の息子、片山勇次と




蓮の幼馴染でもある大関組のお嬢、茜ちゃんという意外なカップルがそこにいて



あたしと蓮は驚きのあまりしばし固まっていた





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