続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
吸い付くような白い肌、莉子の胸には赤く鬱血した赤い花が無数に咲く



すやすやと寝息を立てて眠る莉子の鎖骨にそっと唇を這わせる



「んっ・・・・」



くすぐったそうにして寝返りを打ち俺に背を向ける



そんな仕草でさえ十分に俺の心を掻き乱す



そっと後ろから抱きしめて長い髪を撫でつける



莉子の耳を甘噛みして唇を這わせると再び体を捩じらせた



「う・・・ん・・蓮?・・「まだ早い、もう少し寝てろ」」




俺が耳元でそっと呟くと再び夢の中



俺を映さなくなった莉子の瞳




無理をさせてしまったのはわかっているけれどその瞳に俺を映してほしくて唇を塞いだ



「んっ・・・・れ・・・ん・・んんっ・・も・・もう無理」




「無理じゃねえだろ・・・」





そう言いながら再び莉子を組み敷くと掠れたような声が俺の耳に響く



「もう・・・あたし、本当に無理だから・・・だからそろそろ・・・お風呂入りたい・・・
それと喉渇いた」




莉子のおねだりに断りきれず枕元のペットボトルのミネラルウオーターを口に含み口移しで飲ませる



莉子の吐息が耳に響いて俺の心を乱していった













< 147 / 341 >

この作品をシェア

pagetop