続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
薄らと目を開けると目の前にあったのは蓮の胸



そっと顔を上げると蓮の端正な顏が目に入りすやすやと寝息をたてながら眠る子供のような寝顔




そういえば・・・・あたし蓮と・・・




昨日の情事を思い出し恥ずかしさに顔が赤くなるのがわかった



そういえば・・・・お腹すいた



起きた時なにか食べれるように何か作ろうかな




あ・・・その前に軽くシャワーを浴びよう




そう思ったあたしはゆっくりと起き上がり蓮の絡みつく手をそっとほどいた



起き上がろうとすると腰に軽く痛みが走る



「・・・・ッ」




痛みが体に走り、なんだか重苦しい腰をさすりながらお風呂場に向かいシャワーを浴びた



熱いシャワーを浴びながら考えたのは蓮に浴びせた言葉の数々




それはたぶんあの酔っ払いが恐くて自分の太ももを這う男の感触が残っていたせいでもある




だから・・・・いつものあたしなら絶対言わないようなことを蓮にいったのかも




でも、一番の理由は、蓮のことが大好きだから・・・愛しているから・・
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