続・溺愛協奏曲 蓮と莉子の甘々な日々
第16章
「あたし・・・・慎君の好きな人が莉子さんだって知ってました」
唐突にそう言い始めると柔らかく微笑んだ美帆ちゃん
綺麗な黒髪が風になびいて美帆ちゃんは頬にかかった髪をかき上げると再び口を開いた
「携帯の待ち受けだって莉子さんだし・・・慎君っていつもおとなしくって今一つ何考えてるか分かんないとこあるんだけどでも凛々しい王子様って感じで・・・そんな慎君でも莉子さんのことを話すときはとっても饒舌になるんです」
そう言いながらふふっと美帆ちゃんは笑う
可愛いな・・・素直にそんなことを思った
でもどうしてネックレスを投げつけたりしたの?慎ちゃんのことをやっぱり・・・・
そう言いかけて言葉を呑み込んだあたしに美帆ちゃんは溜息をひとつつきながら海の方を見て
話し出した
「莉子さんのことをずっと思っているのはわかっていたんだけどそれでもあたし慎君のこと好きだって思ってたんです・・・・でも慎君に言われて気付いたんです、あたしの心の中にはまだ彼がいるって・・・俺と重ねてるだけで俺に対する思いはライクであいつに対する思いはラブだろ・・・勘違いすんなって・・・」
薄ら涙目の美帆ちゃんは何処か遠くを見つめてあたしに話してくれてる
ほぼ初対面のあたしに・・・・でもなぜ?
「美帆ちゃん・・・・初対面の、それもほとんで話したことないあたしになんでその・・話してくれるのかな?」
「慎君がここに来るたびに莉子さんのこと話してくれてるからなんだか初対面だとは思えなくて・・・・あたしずっと逢いたかったんです!莉子さんに」
そう言って照れたように美帆ちゃんは微笑んだ
唐突にそう言い始めると柔らかく微笑んだ美帆ちゃん
綺麗な黒髪が風になびいて美帆ちゃんは頬にかかった髪をかき上げると再び口を開いた
「携帯の待ち受けだって莉子さんだし・・・慎君っていつもおとなしくって今一つ何考えてるか分かんないとこあるんだけどでも凛々しい王子様って感じで・・・そんな慎君でも莉子さんのことを話すときはとっても饒舌になるんです」
そう言いながらふふっと美帆ちゃんは笑う
可愛いな・・・素直にそんなことを思った
でもどうしてネックレスを投げつけたりしたの?慎ちゃんのことをやっぱり・・・・
そう言いかけて言葉を呑み込んだあたしに美帆ちゃんは溜息をひとつつきながら海の方を見て
話し出した
「莉子さんのことをずっと思っているのはわかっていたんだけどそれでもあたし慎君のこと好きだって思ってたんです・・・・でも慎君に言われて気付いたんです、あたしの心の中にはまだ彼がいるって・・・俺と重ねてるだけで俺に対する思いはライクであいつに対する思いはラブだろ・・・勘違いすんなって・・・」
薄ら涙目の美帆ちゃんは何処か遠くを見つめてあたしに話してくれてる
ほぼ初対面のあたしに・・・・でもなぜ?
「美帆ちゃん・・・・初対面の、それもほとんで話したことないあたしになんでその・・話してくれるのかな?」
「慎君がここに来るたびに莉子さんのこと話してくれてるからなんだか初対面だとは思えなくて・・・・あたしずっと逢いたかったんです!莉子さんに」
そう言って照れたように美帆ちゃんは微笑んだ