続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「待たせちゃってごめんって凄い謝ったんだけど、病院行ってたから遅れたんだ


って言ったらものすごい心配したみたいでとりあえずあったかいところ行こう


ってことになってファミレスに駆け込んだの・・・・移動する間も大丈夫か



大丈夫かってしきりに言ってて・・・・その時思ったの、あたしのことこんなに思って



くれるのってこいつしかいないんじゃないかって・・・・」




「そうか・・・・だから茜はあいつと付き合うことにしたのか・・・」



「そう!たぶん蓮だったらあたしのこと30分も待ってらんないんじゃない?」




顔を見合わせて笑い合うふたりにあたしもつられて笑いがこぼれる



いろんなことがあったけど二人が笑い合えるようになってよかった




心の底からそう思ったんだけど・・・・



「蓮・・・・莉子!やっぱり前言撤回する!あいつたらしでどうしようもない男だわ!」




茜ちゃんが指を差す方向に目を向けると女性店員さんにちょっかいをかけてにこやかに



話す片山さんの姿・・・・・髪の毛なでなでしてるし




なんか遅いと思ったらそういうことか・・・・



「莉子!パンケーキ食べ終わったらすぐ帰るからあいつに言ってて!」




そう言って運ばれてきたパンケーキを頬張った



ご立腹の茜ちゃんを黙って見つめた・・・・なんて言っていいのやら・・・・



隣で呆れ顔の蓮の表情が変わったのはその後に話し出した茜ちゃんの意外な話題




「そんなことより・・・・莉子、あんたの幼馴染うちの学校に転入してくる


って噂があるんだけど本当?」



寝耳に水の話にあたしは驚きを隠せなくて言葉を失った
















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