続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「さあ、今日も頑張ろう!」



「そうですね!今日ちょっと肌寒いからいつもより混雑するかも・・・ですよね」



「そうね・・・じゃあ行こうか」




「はい!」




あたしと夏恋さんは急ぎ足で店内に向かう



店内に入るとコーヒーの匂いが鼻を掠める




コーヒーだけでなくコーヒー豆も販売しているこのお店はいつも店内がコーヒーの香りで満ち溢れている




あたし達二人を見つけると美由紀さんはにっこり微笑んだあとお客様にお釣りを渡して軽く会釈をした




大きなお腹を庇うようなその仕草はとても辛そうに見えるけれど美由紀さんはちょっと二人とも早いんじゃない?なんて言いながら額の汗をそっと拭った




「美由紀さん!早いって言っても5分10分だしいいから早くあがって休んでください」



「夏恋ちゃん・・・・いいの?まだお客さんこんなに「旦那さん今日お迎えに来るんじゃないんですか?ここはいいから早く行ってください」




「そう?じゃあ・・・・お言葉に甘えて夏恋ちゃんも莉子ちゃんもお願いね・・・店長もよろしくお願いします!ではお先に失礼します」




美由紀さんはエプロンをはずすと軽く手を振りロッカールームへ消えていく




あたし達二人は美由紀さんが帰ったのを確認すると店長と三人でお客様の接客を始めた
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