続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
店長は白髪交じりの40代後半位の背の高い男性でなかなかのイケメン



お客様に注文を聞くとコーヒーマシンにカップをセットするとコーヒーをカップに注いだ




「莉子ちゃん!お砂糖補充してくれないかな?ロッカーに予備があるはずなんだけど・・・」



「わかりました!すぐとってきます」




あたしは洗い物の手を止めると手をタオルで拭くとロッカーへと走った



もう、美由紀さん帰っただろうな・・・・



さてお砂糖ってロッカーの何処にあるんだろ?



行けば解るかな?



そんなことを思いながらロッカーを開けると窓際の段ボールが目に入る



あ・・・これかも!そう思って近づくとなにやらうめき声というか苦しそうな声が耳に入ってきた




え?これって人の声だよね?なんだろう




おそるおそるロッカーの奥に行くと影になり死角になったロッカーの所にもたれ掛りうずくまる美由紀さんの姿があった




「み・・・・美由紀さん!どうしたんですか?大丈夫ですか!?」




「い・・・・痛い・・お腹・・・赤ちゃんが・・・・」




そう言いながら脂汗をかいて苦しがる美由紀さんを前にしてあたしの頭は真っ白でパニック寸前でただおろおろするばかりだった



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