続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
あたしって結構遅れたり・・・早く来ちゃったり生理周期はばらばらなんだけど・・・



さすがに2か月近く遅れたりなんてことは今まで一度もなかった



無意識にお腹に手を当てる



もしかして・・・・ここに蓮の赤ちゃんが?



もしそうだったらどうしよう・・・・!



蓮がアメリカに行ってしまった今あたしはどうすれば?



でも・・・・まだ赤ちゃんがいると決まった訳じゃない



こうなった以上はっきりさせなくちゃいけないよね




じゃあ・・・・放課後薬局によって検査薬買って・・・あ、バイトどうしようかな



そんなことをぼーっと考えているといつの間にか目の前には茜ちゃんの姿



「莉子~助かったよ!ありがとね~ってどうしたの?顔色悪いけど・・・真っ青じゃん」




「へ?あ・・・ああ茜ちゃん」



「もしかして気分でも悪いの?体育なんて休んじゃって保健室で休んでたほうがよくない?一緒に行こうかなんなら早退しちゃったほうが・・・」




「うん・・・大丈夫、ありがと・・・・じゃあちょっと保健室で休んでくるね先生に言っといて」



一人で行ける?なんて茜ちゃんの声を振り切り平気だよ~なんて言いながら更衣室を出る




制服を片手に持ち、体操着のまま保健室へと急いだ







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