続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
「莉子の考えてることなんて大体わかる・・・・お前はすぐ顔に出るからな」



蓮はあたしの頭をくしゃっと軽く撫でると、いつの間にか到着したスーパーに急ぎ足で入って行く



自動扉を抜け籠を持って入って行くと一斉に視線が蓮のほうに向けられた?ような気がした




に・・・・似合わない



たぶんこんなにスーパーが似合わない人っていないんじゃないかって思うくらい似合わない



ぱっと目を惹く金髪に180センチを軽く超える長身、端正な顔立ち



ある意味モデルさんと言っても過言ではないイケメンな蓮



そんな男性がスーパーでお買いもの・・・・なんて注目を浴びないわけがない




でも当の本人は周りの視線なんてどこ吹く風



そんなことは気にも留めずにお肉売り場に一直線



そんな蓮はあたしの顔を見て怪訝な表情を浮かべた




「どうした?莉子・・・・もしかして疲れたとか?」




「あっ・・・・大丈夫!大丈夫!そんなことより早く材料買っちゃおう」



あたしは周りの視線を釘づけにする蓮を引き連れて買い物客の奥様方の間を縫うように歩いた




たぶん色んな面で悪目立ちしているであろうあたしはそそくさと買い物を済ませると



蓮と二人家路を急いだ







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