続・溺愛協奏曲  蓮と莉子の甘々な日々
席に案内されると三人で早速ケーキと紅茶、コーヒーを注文



慎ちゃんと蓮はコーヒーのみだったけどあたしは生クリームたっぷりの苺ショートを注文




紅茶はもちろんダージリンで!




紅茶はこれしか飲まないって言うよりこれしか知らないって言った方がいいかも・・・・




運ばれてきた苺ショートはこれでもかって位苺がのってて思っていたより大きくて大満足




知らず知らずのうちに笑顔になって食べていたあたしにふたりが目を細めていたなんて・・・




「莉子は小さい時から甘いものが好きだったよね?幸せそうに食べてるところは子供の頃とちっとも変ってないな」



「えっ・・・・そうかな?」



「そうだよ・・・ほら、クリームついてるし・・・まったく・・」



そう呆れたように呟くと真向かいに座る慎ちゃんがあたしの口に指を向けようとする



隣に座る蓮はそれを見逃さないとでもいうかのようにいち早く気付いてあたしの口元に付いた
クリームを指で舐めた



それはあっという間の出来事で一瞬何が起きたのかわからなかったけど・・・・




「甘っ・・・・」



蓮はそう一言呟くとあたしに笑顔を向ける



慎ちゃんは苦笑いを浮かべてあたしと蓮を見つめていた
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