部活恋愛
「バスケ部どうですかー!」




「サッカー部、部員求む!」




「一緒にダンスしませんかー!!」




様々な声が飛び交う入学式の後。




それは全て部活動勧誘の声だった。




その中に一人。人よりだいぶ大きな背をもった




青年がある人物のもとへと歩みを進めていた。









「........見つけた。あんたが葉山菜月、だろ?」




「...っえっと、あなたは?」




「俺は吉野直哉。男子バレー部の二年。あんたを女子バレー部に勧誘しにきた。」




「え...っと??あの、色々分かんないことだらけなんですけど...」




「詳しいことは後で話すから。とりあえず着いて来い。バレー部の所に行く。」




「へっ...?...ぅわっ!」




直哉は菜月の手をひいて走り出した。



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