あなたから、kiss
雨宮くんは、私の言った言葉を信じて…来てくれた。
事実、彼は昨日帰ってから、昨日行った雑貨屋のカフェオープンの知らせと、グロギの紹介文をパソコンで打ってきたらしく。
…それを…、見せてくれた。
記事のレイアウトの変更を余儀なくされたけど、彼が綴った素直で従順な言葉は…
お決まりの定型文に化した私の文章よりも、すとんと心に収まって。
とても…新鮮だった。
彼の才能は。
彼の…性格を生き写したかのような…文章によって、
開花していく。