First kiss




刹那的に隣にいる彼の視線を感じ瞳が合う。




『キスしてもいい?』




『うん。』



いきなりの言葉だったけど驚きや躊躇いはなかった。




私も――――


同じ気持ちだったから――――。




そして、ゆっくり二人の影が重なった―――。






初めてのキスに戸惑う事なく頷けて受け入れる事が出来たのは、それはきっと彼だったから。



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