天体観測の夜は月に願いを… 

祈織「ところでお腹空かない?なんか食べに行こうか。」


確かに外もすっかり暗くなった。

さっきまで夕食の準備をしていたのだから、お腹もいい具合に

すいてきた。


美咲「あの、良かったら家で食べませんか?お蕎麦ですけど…」

祈織「えっ!相原さんが作るの?食べたい!
   しかも蕎麦なんて、グットタイミング、引越し蕎麦。」

美咲「ですね。ふふっ、今、準備するので少し
   待っていてください。」


キッチンで蕎麦を茹でながら、オクラ、胡瓜、薬味を刻み準備する。
見られていると何か緊張する。
器に盛り付け、鰹節を振って、ダシとわさびを付けて。(よし!)


美咲「出来た。」


蕎麦を運びテーブルに向かい合わせに座った。


祈織・美咲「「いただきま~す。」」


先輩の顔を覗き込む、どうかなー口に合うと良いけど。


祈織「ん~!美味しい。相原さん料理得意なんだ。」
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