天体観測の夜は月に願いを…
ガラッと地学室のドアが開き戸塚が入ってっきた。
戸塚「ん?どうした、二人とも顔赤いぞ。」
美咲・奏絵「「なんでもない!!」」
あの日から祈織と一緒の日が増えた。
夕飯も祈織のバイトの日以外は一緒に食べた。
彼は好き嫌いがほとんど無く、オムライスが好きなことも知った。
食事の後は、勉強を見てくれたり、たわいもない話をしたり…。
優しく抱きしめてくれる彼のキスは日毎に深く甘く…
でも、それ以上は進まない…。
美咲「ねえ、奏絵」
奏絵「なに?」
美咲「Hって、最初やっぱり痛いの?」
奏絵は目を白黒させていたが、目を細めると、
奏絵「美咲から、そう言う言葉、聞く日がとうとう来たか。」
美咲「・・・・・・。」
奏絵「最初ね~。超~痛い。人にもよるらしいけどね。
あんなこと、すごく好きな人とじゃないとムリ!」
美咲「そ、そうなんだ・・・」