天体観測の夜は月に願いを…
観測 2
観測会当日、遅れて来るものもいるが、ほぼ全員参加。
学校に泊まることって殆どないから、みんなも楽しみにして
いたみたい。
恐るべし、お泊まり効果。
みんな思い思いの私服で、普段とは違う雰囲気。
私はエメラルド・ブルーのTシャツに白のパーカー、
膝丈のベージュのレギパン、動きやすが一番。
戸塚「みんな聞いて!では、屋上での観測にあたって
近隣には住宅もあるので騒がないように、
ハメを外しすぎるな。
1年は2、3の話しを聞くこと。
あと、怪我など無いように。
先生、何かありますか?」
斎藤「お前が全部言ったから特にないぞ。」
戸塚「では、各自受け持ちを確認したら準備に入って~。
男子!後から屋上に望遠鏡運ぶから、頼む」
戸塚、いつの間にか部長らしくなってる。
私の気温観測場は・・・・・。
ツイてない、一番遠い体育館だ。
仕方ないなあ、明るいうちに温度計セットしてこよう。