そっと優しく 抱きしめて
「モビールです。」
「モビール?ああ、あの揺れるオブジェだな?」
「はい、私流のものを出したいんです。」
「華井流だね?どんな?」
「モビールは癒し系のグッズだと思うんです。ベッドに寝ている乳児が天井を見ると回っているでしょ?あれは脳を刺激して興味を誘うものですけど、大人でもやっぱり何かが揺れて動いていたら、それに目を向けると思うんです。」
「うんうん、僕も目を向けるよ。」
「だから、ただ何か形あるものがチラチラ揺れているだけでは意味がないんです。どうせなら目を向けた先にもっと心理的に影響あるものでなければ、そういうものが動いていたら癒しが倍増すると思うんです。」
「いいね、そのアイデア、で?デザインは?」
「それが、いまいちインスピレーションが沸かなくて困っているんです。」
「たぶん、その原因は君にあるんだよ。」
「私に?」
「モビール?ああ、あの揺れるオブジェだな?」
「はい、私流のものを出したいんです。」
「華井流だね?どんな?」
「モビールは癒し系のグッズだと思うんです。ベッドに寝ている乳児が天井を見ると回っているでしょ?あれは脳を刺激して興味を誘うものですけど、大人でもやっぱり何かが揺れて動いていたら、それに目を向けると思うんです。」
「うんうん、僕も目を向けるよ。」
「だから、ただ何か形あるものがチラチラ揺れているだけでは意味がないんです。どうせなら目を向けた先にもっと心理的に影響あるものでなければ、そういうものが動いていたら癒しが倍増すると思うんです。」
「いいね、そのアイデア、で?デザインは?」
「それが、いまいちインスピレーションが沸かなくて困っているんです。」
「たぶん、その原因は君にあるんだよ。」
「私に?」