LIFEー世界でたった一つのものー

そう思ってたのに、どうしてこの人はそう感じさせないのだろうか。

まだ少ししかいないけど、彼がいることに落ち着いているあたしがいる。


おかしなことだ。
なにもかも馬鹿馬鹿しいと考えていたあたしが、人といて、落ち着いているなんて。

「行こうか。」
どこに、などとは聞かなかった。
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