不良蝶女


倉庫に着き、私は驚いた。



あの全国NO.1暴走族の「蓮龍」の倉庫だったのだから。


私は
「雅さん、もしかして、あなた蓮龍の総長なの?」と聞いた。

そしたら、
「あぁ、そうだよ。つか、その「雅さん」ってやめろ。」

そう言われた。でも、私はあの時点で呼び捨てなんて出来なかった。

呼び捨てで呼んでしまったら、私がこれまで誓ってきたことがなくなってしまうと思ったから。

「ごめん、できない。」そうかえしたら、「そうか。なら無理しなくていい。」と言われた。

雅さんは私を幹部室に案内してくれた。




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