不良蝶女
中には、私とおんなじくらいの男の子が4人いた。
みんなとても整った顔をしていた。私はこの時初めてイケメンというものを認識した。
その中の1人が「誰だよそいつ。」と言った。
歓迎されてない感が半端なかった。
「この子は蝶だ。1人ずつ自己紹介しろ。」
雅さんが私を紹介すると
「俺は、副総長の川瀬 海<かわせ かい>です。よろしく。」
と黒い髪の人が言った。
「俺は、桐生 翔<きりゅう しょう>だ。よろしくな!」
と青い髪の人が言った。
「僕は、石井 嵐<いしい らん>だよ。よろしくね。」
と茶色い髪の子が言った。
「俺は、柳川 愁<やなぎがわ しゅう>。」
と赤い髪の人が言った。