ほんまにありがとう
大事な人
授業中、前の席の男子から手紙が回ってきた。
《お前の好きなやつ誰》
急にだったからビックリした。
♩キーンコーンカーンコーン♩
「はい。今日はここまで」
評議員のダルそうな号令で授業は終了。
「きりぃーつ きおつけぇー れいー」
授業が終わった瞬間前の席の男子が私の方を見て言った。
「あんずの好きな奴誰?」
私の名前は松本あんず。
そして前の席の男子の名前は田中歩未。
女の子みたいな名前だが、ちゃんとした男子だ。
歩未は幼稚園の頃からの幼馴染。
一番大切な男友達。
歩未がそんなことを聞くのには理由があるんだと思う。
「渓と緒羽には言ってなんで俺には言ってくれないんだよ。」
そうなのだ。
渓と緒羽に言った事は後悔はしてないけど、言った時は泣きそうだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「乃音ー」
「何?」
「彼氏欲しいー」
「ふーん。れッちゃん?」
「うんー」
そんな話を学校の帰り道に話していたら、後ろから急に
「へー。あんずって烈なんだー。」
って言われた。
「ええっ?」
私と乃音が振り向くとそこには男子二人がいた。
クラスメイトの渓と緒羽だった。
「渓…緒羽…」
たぶん私はこの時からないていたと思う。
「あんず!?泣くな!」
3人はずっと私が泣き止むまで待っててくれていた。
《お前の好きなやつ誰》
急にだったからビックリした。
♩キーンコーンカーンコーン♩
「はい。今日はここまで」
評議員のダルそうな号令で授業は終了。
「きりぃーつ きおつけぇー れいー」
授業が終わった瞬間前の席の男子が私の方を見て言った。
「あんずの好きな奴誰?」
私の名前は松本あんず。
そして前の席の男子の名前は田中歩未。
女の子みたいな名前だが、ちゃんとした男子だ。
歩未は幼稚園の頃からの幼馴染。
一番大切な男友達。
歩未がそんなことを聞くのには理由があるんだと思う。
「渓と緒羽には言ってなんで俺には言ってくれないんだよ。」
そうなのだ。
渓と緒羽に言った事は後悔はしてないけど、言った時は泣きそうだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「乃音ー」
「何?」
「彼氏欲しいー」
「ふーん。れッちゃん?」
「うんー」
そんな話を学校の帰り道に話していたら、後ろから急に
「へー。あんずって烈なんだー。」
って言われた。
「ええっ?」
私と乃音が振り向くとそこには男子二人がいた。
クラスメイトの渓と緒羽だった。
「渓…緒羽…」
たぶん私はこの時からないていたと思う。
「あんず!?泣くな!」
3人はずっと私が泣き止むまで待っててくれていた。