ほんまにありがとう
「おう。任しとけ。」

渓と緒羽に渡した。

後は、返事を待つだけ…。

緒羽が私に言った。

「あんずっ?」

「なぁにー?」

「お前ならだいじょぶだよ。

俺に言われて自信つかないと思うけど…。」

緒羽が真剣に言ったから私はビックリして呂律が上手く回らなかった。

「うぅっ。うんぅ。」

「あとは任しとけ。」

「ありがとう!」

今日はもう授業が無いから乃音と帰ろーと思ってたら、後ろから声を掛けられた。

「あんずっ。」

そこに立っていたのは…

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