大好きな君 〜守と花のSTORY〜
それから私は寝ちゃって、気付いたら家の前に車は止まっていた。
『…ん、あれ?…あ。ごめん。寝ちゃってた。』
『あぁ、別に?俺も寝てたから。』
…は?
えっ、普通に無理じゃね?
『え?…え?……え?』
『ん?』
『い、居眠り運て…。』
私がいいかけると、急に守が笑い出した。
『バーカ。居眠り運転じゃねぇよ。いくら、天才の俺でも無理だから。』
…あ、なんだ…。
良かった…。
って、何気にサラッと、すごい事を言いましたよね⁈
天才って…。
自分で言うなぁぁ!
『で、ですよねぇ…。』
『あ、敬語使いやがった。』
…あ。
ほんとだ。