大好きな君 〜守と花のSTORY〜
気付いたら、ベッドの上で。
壁つたって、声がする方に歩いて行ったんだ。
ー…ガチャッ
…シーン
…視線が。
痛ぇーー!
俺はキョロキョロと見渡し、ある人に目が止まった。
「おっ!お前、もう大丈夫なのか?」
直感的にこの人が助けてくれたんだと思った。
なんか、…オーラが違う。
「助けて頂き、…ありがとうこざいました。
あの、貴方は…誰なんですか?」
「あぁ?俺か?
俺は、青龍1代目総長の青葉 誠だ。」
…青龍。
…青葉 誠。
「…暴走族、ですか?」
これは聞くまでもないが…。
見渡せば、金、銀、赤、…など。
カラフルな髪の毛たち。