大好きな君 〜守と花のSTORY〜
「あー、まぁ。そうだな。」
「…、俺、暴走族って自分勝手でワガママの奴らの集まりだと思ってました。
けどっ、〝青龍〟は違った…。
俺、一生忘れませんっ!!
ありがとうこざいましたっ!!」
「おぃ、おぃ、やめろよっ。俺たちは、人として当たり前の事をしたまでだ。」
…忘れねぇ。
それから、俺は少し話をしてバイクで送ってもらった。
両親に、何事だっ⁈って言われたけど、説明したら、母さんなんか泣きながら、握手してた。
「…誠さん、本当にありがとうこざいました。いつかまた、会える日を楽しみにしてますっ!」
「おう!いいかぁ?族の俺が言うのはあれだが、きたねぇ大人にはなるんじゃねぇぞっ!」
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