大好きな君 〜守と花のSTORY〜
『ったく、…お前なぁ、さっきから心ん中の声だだ漏れ。』
…はぁ、はぁ、
やっと、グリグリ攻撃から解放された私。
…私の頭、貫通させるつもりかっ!
…いったかったぁ、
いやぁ、まさかだだ漏れとは…。
『…テヘペロっ!テヘっ?』
私は手をグーにし、傾げた頭の横に持っていった。
ー…1分沈黙……
『…お前、キャラ変わったろ。』
この姿を見て、守は冷たく、可哀想にするかのような目で私を見下ろした。