大好きな君 〜守と花のSTORY〜
STORY:4
ー…
『おぉーい、花ー?まだかぁ?』
『あと、5分ーっ!』
『何回目だよーっ!!』
『多分、8回目ーっ!』
…
『ちげぇよ、16回目だ。ボケが…。』
っ、うっわ!!
ビックリしたぁ!!
だって、さっきまで1階の玄関と、2階の私の部屋で会話してたのに。
すぐ、後ろにいるんだよっ⁈
『そ、そうだったけ?アハハ…。』
『何、割る2してんだよ。ボケが…。』
『カッチーンっ!!』
あぁーー!
ボケってに2回も言った!
ひっどーい!!
『カッチーンって自分で言うな、自分で。』
バカにしたような顔で見てくる守。
『はいはい、ごめんさいねーだっ!』
『おい、はやくしろ。』
ーガクッ…
…切り替え、はやっ!!