大好きな君 〜守と花のSTORY〜




そんなこんなで準備し終わった私は家に向かって、心ん中で話した。









…私、この人ん家に住むことになりました。


今まで、頑張ってくれてありがとう。


お母さんやお父さんたちとの思い出の場所になってくれてありがとう。


…もしかしたらだよ、もし、売ることになっても、忘れない。


いつも、見守ってくれてありがとうね。


とりあえず、16年間お疲れ様。


じゃあね、。









『っ、よし!守!行こっか。』



『あ?あぁ。…もう、いいのか?』



『うんっ!ありがとう!!』



私がそう言うと、そっぽを向いてしまった守。


顔が赤かったような…?


…なんだよ、せっかくお礼言ったのに。






…まーえーっか!






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