大好きな君 〜守と花のSTORY〜
ー…
『お、おじゃましまぁす。』
『ったく、仮にも今はお前ん家でもあるんだから…。他人行儀はやめろ。』
…は、はいっ!
じゃあ…。
『ただいまっ!』
『…ハハっ。』
私がそう言うと、笑ってリビングの方へ行ってしまった。
急いで、靴を脱いでついてこうとするが…。
…あー。
守さん、靴が見事にバラバラですな。
まーったく、揃えなきゃ!!
私は自分のを揃え直すついでに守の靴も揃えた。
…私、えらいっ!
靴を揃え終わり、私もリビングへと向かった。
…やっぱり広い…。
そんなことを思っていると、後ろから守の声が聞こえた。