お姫様と若頭様。【完】

【祥羅side】



この数をたった一人でやった男・舞闇









力の差は歴然。


どんな弾もすり抜けて、
絶対に当たらない。



まるで風のように舞って
弾をスルスルと抜けて行くようだ。












「…ねぇ、もうお終い……?」






そう言って首を傾けるこいつの顔には
狂気的な笑み。



思わず背筋がゾクっとした。





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