プリンセスと5人のナイト!?
第三章 一人で背負う事は大罪です。
誠くんの秘密。
蒼空くんとの一件があった夜。
いつの間にか寝てしまっていたらしい私は、自分の部屋のベッドの上にいた。
さっきまでリビングにいたハズなんだけどな…。
誰が運んでくれたんだろ。
それより…
「お腹すいた…」
蒼空くんが帰って来てバタバタしてたし、途中で寝てしまったから何も食べてないんだよね。
スマホをつけると時刻は午後23:18と表示されていた。
いつもなら、太るから9時以降は何も食べないんだけど…今日くらいいいよね!
私がリビングに行くと、案の定皆もう寝ているから誰もいない。
テーブルの上にはカップラーメンやらコンビニ弁当の袋が散らばっていた。
「また散らかして…」
ゴミくらいちゃんと捨てなさいよね!
冷蔵庫を開けるとプリン、イチゴミルク、チョコ…甘い物しか入ってなかった。
辺りを見回してみても、夜ご飯になるような物がなかったので、プリンを持って自分の部屋に戻った。
「ふぅ。」
プリンを食べ終わって、もう一度横になった私。
プリンを食べ終わったはいいが…眠れない。
蒼空くんが帰って来たのが夕方だったから、何時間も寝てた事になる。
そりゃ寝れないのも当たり前か。