【詩】Dear:A
片想い

君が好き

「好きじゃない」

そう自分に言い聞かせてた





本当は ずっと前から気付いてたのにね




「好きだ」ってこと・・・






でもね、それを知ってしまうことが恐かった




認めることが嫌だった・・・






だってきっとあなたは
私を見てはくれないでしょう?




私は辛い思いばかりしてしまうでしょう?







だから・・・




あなたを目で追っている自分に気付かないフリをして





あなたの声をよく聞こうと耳を澄ましている自分にも無視をして・・・






気付いたら自分の手で自分を傷つけてた






自分を守るために始めた「好きじゃない」っていう自分への嘘




小さな小さな嘘だった







でもそれが気付いたら大きな嘘になっていて







何よりも苦しくて 寂しくて





すっごくすごく辛かった・・・






だからね、


もう、「あなたが好きだ」って思っても良いですか?





他の女の子が好きな人のことで騒ぐように



私もあなたのことで騒いでも良いですか?





あなたに好きな人や彼女ができたら・・・



その時は泣いても良いですか?





< 1 / 30 >

この作品をシェア

pagetop