彼がグラドルを嫌う理由
「本当、グラビアって胸でけぇよな」
「それが商品だもん」
「お前、珍しく先っぽピンクだ」
指先で先端をつまみだす。
「……ぁんっ……そこはダメ……」
「え?何、聞こえな~い」
しらばっくれたなコイツ。
そのままずっと敏感な部分をいじりだした。
触られすぎて、神経おかしくなりそう。
でも、彼に全部をさらけ出してしまったからか、本気で嫌だとは思わない。
「…はぁぁんっ……もう、本当やめて……」
「ちょっと、いじめすぎたか」
「あなた、ドSでしょ?」
「お前はドSな顔して、意外とMだろ?」
そう言って、にやりと彼は笑った。